猫太ハート

♪トゥモロ~ トゥモロ~ あいらぶや トゥモロ~♪はぁ♡いい曲にゃ。

ママ子笑顔

そうだね♪アニーの楽曲は希望に満ちた曲が多いよね♪

猫太はてな

オイラも出てみたいにゃ。…でもどうやったらアニーの舞台にでれるにゃ?

ママ子ニコ

アニーに出ている子役は皆オーディションに合格した子が出演しているんだよ。じゃあ今回はアニーのオーディションについて紹介するね♪

ミュージカル子役憧れの舞台「アニー」。今回はアニーのオーディション倍率や募集要項の条件や、実際のオーディションの流れについて紹介していきます。未経験でもアニーのオーディションは受けられる?必要なレッスンは?気になるアニーのオーディションを大特集♪

アニーのオーディション募集要項

毎年開催されるアニーのオーディション。アニーのオーディションには「アニー・孤児役」のオーディションと「ダンスキッズ」のオーディション、2つの募集があります。

ここではオーディションの告知や書類の締め切り、参加条件等、それぞれのパターンを紹介していきます。

<注意!>※以下の情報は、演出が山田和也さんに変わった2017年からの傾向をもとにしています。今後変わる可能性もあります。

オーディションの告知と書類の締め切り

オーディションの告知 書類の締め切り
アニー・孤児役 9月の頭。(早いときは8月下旬) 9/24~25あたり
ダンスキッズ 10月上旬 10月下旬

アニーのオーディションは告知から書類締め切りまでが1ヶ月以内であり、だいたい告知から3週間前後あたりに設定されている事が多いです。

告知から締め切りまでが早いように感じますが、ミュージカルのオーディションとしては特に早いとかはなく、通常の範囲内です。

この間に必要な書類の記入、動画の撮影、写真などが必要になるため、いかに下準備をしておくか、効率よく動けるかがポイントになります!

募集対象年齢

アニー・孤児役 年長から中学校3年生までの女の子。 ※事情があり学年がズレている場合は、年齢に合った学年を記入。
ダンスキッズ 小学校2年生~中学校3年生までの男女。

アニーでは、孤児役のモリーが最年少で6歳設定、最年長のダフィは13歳設定。そのため募集の年齢幅も広くなっています。

ダンスキッズでは、その名の通りダンスが見せ場となるのである程度観客にダンスで魅せる力が必要になってくるため、対象年齢は小学2年生からとなっているようです。

詳しい年齢や身長などについては、下記の記事で詳しく紹介しています♪

応募の条件

アニー・孤児役
  • 合格後、稽古に参加できること。
  • クリスマスコンサートに出演できること。
ダンスキッズ
  • 合格後、稽古に参加できること。
  • クリスマスコンサートに出演できること。
  • ダンスができること(バレエ・ジャズダンス・タップダンス・ストリート・アクロバットなど)

お稽古のおおまかな日程は、オーディション告知と共に知らされます。お稽古の場所は都内、期間は東京公演は1月~4月、地方公演は7月~8月。このお稽古日に参加できること。

さらに、12月に開催される「アニークリスマスコンサート」への出演ができることが条件となります。ダンスキッズの場合は、ジャンルは問わずダンスができることが必須!

猫太はてな

事務所やプロダクションに入っていなくても受けられるにゃ?

ママ子ニコ

うん。アニーは事務所にはいっていなくても、条件を満たしていれば誰でも受けられるんだよ♪

提出するもの(書類・写真・歌唱動画・宛名シート)

アニー・孤児役
  • 書類審査用紙
  • 写真2枚(上半身・全身)
  • 歌唱動画
  • 合否通知用の宛名シート(
ダンスキッズ
  • 書類審査用紙
  • 写真2枚(上半身・全身)
  • 合否通知用の宛名シート(

書類は、オーディション告知があった日から、公式サイトでダウンロードできるようになっています。プリントアウトした用紙に必要事項を書き込んで提出すればOK!

写真は、上半身と全身の2枚。この時に、体型の分かりやすい写真で送ると良いでしょう。また、裏面に名前を書くのを忘れないように!

合否通知用の宛名シートは、公式サイトのオーディション詳細資料(PDF)にあるので、自分(子供)の宛名を書いて切り取り、裏に両面テープを貼ります。

以上の3つは締め切りまでに所定の住所へ郵送します。

※郵送する封筒は写真が折れなければどんなサイズの封筒でも大丈夫ですが、レターパックプラスやバイク便など直接受取が必要になる形での郵送はNGですので注意しましょう。

アニー役・孤児役のみ歌唱動画審査もあります。歌唱動画は、今のところ例年、課題曲「Tomorrow」となっています。書類締め切りまでの期間、公式サイトにダウンロード可能な楽譜が配布されますので新たに楽譜を買う必要などはありません。

動画の撮り方は、カラオケでも、アカペラでも可能でファイルも、「avi/mp4/mov」であれば何でもOK!

歌唱動画はWEBからアップロード形式で送信します。郵送NG!!

アニー役・孤児役のオーディション応募は、郵送するものと、WEBで送信するものがあります。どちらか一方だけの場合は応募が無効になってしまうので注意しましょう。

ダンスキッズって?
アニーには、アニー役、孤児役以外に、ダンスのみの出演となる「ダンスキッズ」という枠があります。台詞はなくダンスのみなので歌やお芝居に自信がないor興味はないけどダンスは得意!という子に最適!出番は役付に比べると少ないですが、見せ場はきちんと用意されています♪

アニーオーディションの倍率は?

アニーに出たいと思う子供は多く、また条件さえ合えば誰でも応募できるため、オーディションの倍率は毎年非常に高くなっています。

書類(一次審査)の時点では毎年約9000通の応募があり、アニー役の倍率は4500倍と言われています。実技審査の時点では、アニー役・孤児役の倍率はおよそ30倍になるとのことですが、それでも難関!

「アニー」オーディションの内容

アニー・孤児役の実技審査オーディションは、毎年2週に渡って土日に行われます。

書類・歌唱動画審査が一次審査となり、会場での実技審査は二次審査です。一次審査を合格すると、制作側が指定した曜日(土曜日か日曜日)に参加します。

二次審査の内容は歌唱審査。課題曲の審査が行われます。以前は課題曲と自由曲の歌唱審査でしたが、現在は自由曲審査は行われていません。

二次審査の合否発表は、合格者の番号が書かれた紙が掲示板に大きく貼り出されます。(メイキングのTVでよくあるシーンですね。)

合格者は次週の最終審査に…。

最終審査は2日間に渡って行われますが、最終と言いながら、全員が2日間受けられるわけではありません。最終審査の1日目にダンス審査があり、そこでまた合否の発表があります。合格した子のみが2日目へと進むことができます。

最終審査2日目は、ワークショップ形式の審査と演技審査。

そして最終審査2日目に残った子たちが全員いる中で、演出家が直接合格発表。孤児役から順番に発表され、最後にアニー役の発表がされます。アニー役になりたい子は最後の瞬間までドキドキですね。

発表後には全員で「Tomorrow」を歌唱。合格した嬉し涙、残念ながら一歩届かなかった子達の悔し涙が入り混じった歌声にはなんとも言えない感情が湧き上がります。

アニーのオーディション、レッスンは必要?

ここまでの流れを読んでいれば、うすうす感じていると思いますが、アニーに出るためにはレッスンは必要です!
必要なレッスンは、歌・ダンス・演技の3つ。

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

中には天性のものがあって、ぽんっと合格してしまう子もいるかもしれません。その可能性は否めませんが、非常に稀なケースでしょう。

そもそも一次審査である書類の段階で「レッスン歴」を書く必要があります。つまり、今までミュージカルに関するレッスンを受けてきたのか、ここでまず判断される可能性が非常に高いです。書類応募数が9000通。その中で何を基準にするかと言えば、もちろん歌唱動画は大きいと思いますが、他にどんなレッスンを積んできたのかもポイントになります。

レッスン歴なしで歌がめちゃくちゃ上手い!となれば、それはそれでプラス要素になることもあるかもしれませんが、我が子がそうでない場合はきちんとした下積みはしておきましょう。

唯一、最年少のモリー役だとレッスン経験なしでも合格する可能性はあります。アニーの孤児役の中ではキャラ立ちがしっかりしているので、アニー役の次に人気と言っても過言ではないモリー役なのですが、対象年齢がそもそも低いため、合格後のお稽古で間に合うかな?というレベルの子であれば未経験やレッスン歴が浅くても合格する可能性があります。

もちろん、3歳頃からレッスンを重ねてきていたり、すでに他の舞台に出ている子やドラマやCM経験のある子役たちも受けに来るので、甘くはないことは心得ておきましょう。

アニーのワークショップって行ったほうが良い?

オーディションが近づいてくる夏休み頃から秋にかけて、ミュージカル教室や個人で、アニーオーディションのワークショップを開催するところがたくさんあります。

ワークショップでは、過去にアニーに合格者を出した教室などでは「〇〇年 アニー役合格!」と宣伝しているところが多いため比較的見つけやすいでしょう。

ワークショップ自体受けることは良いことです。何年もアニーのオーディション傾向を見てきた先生が独自で対策を練っていきたノウハウを直接知る事ができるのは大きなメリットとなります。

ただし!ワークショップを受けるにあたって注意する点が2つあります。

1つ目は、あちこち掛け持ちするのはあまりおすすめできません。なぜなら、先生により教え方や対策が異なるので子供が混乱してしまいます。先生同士もライバルであるため、掛け持ちがバレた場合は非常に気まずくなります。もちろん、先生と子供の相性なども大切ですので、可能であれば事前にいくつか体験レッスンを受けておくと安心です。

2つ目は、ワークショップの情報を鵜呑みにしないこと。もちろん、先生は先生なりの考えや対策をしています。ワークショップを受けた子から合格者が出れば次の自分の宣伝にもなるので、真っ当な先生であれば適当に教えることはないと思うます。

しかし、先生が教えてくれる内容が100%正しいとは限らないということです。情報がアップデートされていなかったり、先生の予想が外れていたり…。特に演出家が変わるタイミングでは先生たちもこれまでの傾向と変わってしまう可能性が高いので探り探りになります。ワークショップで得た情報はしっかり精査しましょう。

アニーのオーディションは事前に準備をしておこう!

毎年開催されるものなので、公演やオーディションは毎年だいたい時期。秋のオーディション告知があってから準備を始めるのではなく、事前に対策できるものはどんどん準備をしておくことが大切です。アニーの公演は観劇しておくことをおすすめします。物語の内容や各役柄のキャラクター像、それぞれどんな技術が必要なのか実際に見るのはとても大切です。子供のモチベーションUPにも繋がるので、前に観たから今回はもういいやと思っている人も、子供がオーディションを受けるのであれば受ける年のアニーは観ておく方が良いです。そこから自分(子供)には何がまだ足りないのか考えて、その部分を補うレッスンをしていきましょう。